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マーケットのことを語る

N国が本気でNHKについて考えているわけでもなく、単に受信料問題と言うマーケットを発見し、それを最大限利用しているのと同じように、自民から出た山田太郎が本気で表現の自由について考えているわけでもなく、単に表現規制を巡る不安と言うマーケットを発見し、それを利用しているに過ぎない。
そしてこの両者はそれぞれの問題をよりよい状態にするためにはなく、ただこれらを我田引水の為に利用し続ける為にミスリードするものとなっている。
本気でこれらの問題について考える人々は、端から彼らの客層ではなく、彼らの奇妙な発言は直接的には彼らのダメージにはならず、当然まともな方向に修正して行くことは期待できない。
ならばまともな議論を…ってところなんだけれどいずれにせよまともな議論はより複雑になるのでスッキリした語りにはならず、これもまた彼らの客層に直接は届かない。
結局はこのある種詐欺的構造を明かにすることではないだろうか。