いま、京都のゲストハウスに泊まってるんですが、宿で話した方(元々京都にお住いだったという年配の男性)に長崎出身だと言ったら、「部下にカクレキリシタンがいた事あるんですよ」って返答されて、
(?キリスト教徒って事かな?カクレとキリスト教徒は違うしあんまり品のいい冗談じゃないけど、説明するのめんどくさいなあ……)
と思ってたところ、よくよくうかがうと正真正銘の(って言い方も変だけど、禁教が解けてもキリスト教ではなくこれまで通りの信仰を維持した人達の事を「カクレキリシタン」って言うのです)カクレキリシタンだった。
その部下さん、40代らしいけどおらしょも唱えられるらしい。
カクレキリシタンって、本当に一部地域の方だし、40代の方まで信仰が残ってるのって本当にレアです。
どれくらいレアかと言うと、Twitterで自慢したいけどそれやったら身元特定されかねないくらい。
私があまりにも「珍しい、珍しい」と連呼するので、相手の方も満更ではなさそうでしたが、長崎県内の人間でも「潜伏キリシタン」と「カクレキリシタン」が違うと知ってる人は、過半数届くかって感じなので、京都のおじさんもずっと自慢したくても出来なかった事であろうとお察しします。
それにしても、おらしょ(ラテン語を無理やり日本語の音にしてさらに数世代口伝してるので、もはや謎の呪文と化している)を唱えられる40代……世界に何人いるんだろう。
激レアさんのことを語る