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横田のことを語る

15日が友好祭で飛行機をいくつか眺めてました。

写真は米空軍の多目的対応戦闘機のひとつであるF‐16ファイティング・ファルコンです。機体は(韓国の)群山市から飛んできた在韓米軍のもの。今年はなぜかどこから飛んできたかとかこの飛行機がどういう役割をするかとかの説明のパネルが多くなっていました。でもってその説明文に「比較的低コストで高パフォーマンスな」などと書いてあって、なんだかセールス文書みたいなノリ。値段も書いてあって1880万ドル。20億円程度になるはず。もちろん、手を出せる金額ではありません。

日本の航空自衛隊のF‐2戦闘機です。F‐16を基に海上での任務、対艦船への装備に最適化されてる飛行機、という説明パネルが置いてありました。お値段は1270万ドル≒13億6千万円くらい。戦闘機ばかりを眺めてるとファイティング・ファルコンよりお安いやん…と思っちまう程度に感覚がマヒしてきます。塗装がハウステンボス号みたいに派手なのが気になって質問したら所属する福岡の築城の第6飛行隊の60周年記念で、ラッカーで塗ったのだそうで(ラッカーなのですぐ剥がせる)。もし九州近辺に緊張があったらこんなことしてられませんから、キナ臭いと言われつつもほんとは東アジアは平和なのかも。

カリフォルニアから飛んできたKC-10 EXTENDERというジェット機ベースの空中給油機兼輸送機です。お値段は8840万ドル。日本円にして94億強です。機体がジェット機並みなのでそんなものなのかも…仕方ないかな…などと、金銭感覚がマヒしていました。バカにされそうなことを書くと想像していたより高くて、防衛って金がかかるんだなあ、と改めて思っちまいました。