Huluだと全話見られるらしいんだけど、BS日テレの海外歴史ドラマ枠(?)で平日毎日やってるのを録画して視聴中。
昨日までの時点でやっと主人公(たち?)が誕生。
ここまでのところはポロスとアレクサンドロスそれぞれの母親たちの、ダブル・ヒロイン的な展開だった。国家間の争いで勝っても負けてももっとも悲惨な目に合うのは女性、という視点で、オリュンピアはずばりそのまんまなセリフを吐いたりもする。敗者には勝者への捧げ物にされ、勝者には残虐に取り扱われる、と。オリュンピアはアレクサンドロスを、妊娠時からずっと、夫を全否定するための存在として扱い、そのためのファンタジーを紡いでいる。ローラ・パーマーを思い出す。
オープニングから見るに、正反対の産まれ方、育ち方をした二人の子、という感じで話が進むんだろうな。ポロス側は定番の貴種流離譚だろうから。
おもしろがってるところ
・ポロスの母アヌスヤどっかで見たことあるんだよなーと思ってたんだが、こないだ、高校の時の友人にそっくりなんだと気づいた。ドラマ見てる人には「はあっ?」と言われそうなんだけど、ほんとに似てるのよ。尋常じゃないレベルの美人だったの。マジで。
・マケドニアの人々もダレイオスも皆、ひとしくインド人がやっているので、モブシーンになると時々あまりのコスプレ感に唸る。
・CGによるファンタジー感がすごい。