パリで外観を変えず19世紀の遺構に円筒形のコンクリをいれて入れ子構造の美術館に再構築するっていうプロジェクトをさらっとさっきみていた安藤忠雄さんの番組でやってた。やってやれないことはないけどでも正直唖然としてしまった。(安藤さんの作品たいていコンクリ打設の業者がちょっと苦労しそうなんだけど)古い建築に障害しないようにコンクリを打設しなければならいのがとてつもなく大変のはずで、安藤さんもスタッフも施主もそれを承知で大変だからこそなんとかしようと燃えるのだろうなあ、と思った。ちゃんとコンクリ打設業者をねぎらっててほっとした。安藤さん、ひとの心をわしづかみにするのがうまいのでは。海外へ行ったことないけど細部を見学したい欲がちょっとでた。
中之島は川に囲まれてるから基礎が大変そうなんだけど、中之島に新しい図書館を寄付を集めて作ってるのをはじめてしった。違う考え方を知るための本との出会いという考え方でこどものための図書館を作るつもりで、山中教授ほか子供の頃に読んだ本などを教えてほしいとお願いしてそれを収蔵する予定なのだとか。読書に没頭できる空間ということについて細部が知りたかったけどそれはなかったものの、プロジェクトがうまくいくといいなあ。
「人は挑戦しなければならない・刺激を受けなければいけない」ということが伏流水のような構成になってたけど、老建築家がそれを主張しなければならないほどもしかしていま、世の中が保守的になってるのだろうか。
さっき見ていたテレビからのことを語る