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映画のことを語る

積録の『シンクロナイズドモンスター』を観た。怪獣ジャンルのコメディだと思いきや、わりと深刻なアルコール依存症映画だった。と、書くと、彼女(アン・ハサウェイ)のアルコールによる妄想と思われるかもだけど、そうではなくて。映画の中で起こってること自体はすべてその世界の現実。
それに、ヒロインの依存症よりも、もう一人のそれのほうがすごくて、身近に依存症の人がいた・いる人から見たら、あの人のやることなすことすべて「あるある」なんじゃないのかなあ。特に、泥酔の時ではなくドライの時の言動。
それにしても「すごいアン・ハサウェイぽいけど……まさかねえ……」と最後まで思い続けてたわたしの目は、やっぱり節穴と思う(笑)。
どう考えてもこれはソウルではなくて東京にすべき、と思ったら、やはりあれこれ揉めての結果らしい。もったいないことだなと思う。