そういえば先日青年たちと食事をしたとき、女子ふたりがやはり「卵は一日一個まで」と言（いながら玉子スープをおいしそうに食べてい）て私も歴史の繰り返しを実感してました。あらためて厚生労働省の「日本人の食事摂取基準（2020年版）」策定検討会報告書を見てみますと「以上より、少なくとも循環器疾患予防（発症予防）の観点からは（卵の）目標量（上限）を設けるのは難しいと考え、設定しないこととした。しかしながら、これは許容されるコレステロール摂取量に上限が存在しないことを保証するものではないことに強く注意すべきである」ということでした。
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
日本養鶏協会のパンフレットによると2015年の厚生労働省の基準からは上限の記述がなくなったようです（意外と最近）。ただこのパンフレット、厚生労働省の「関連があるとはいえない」を「影響がない」と等しいとしているところが気になるなあ。
https://www.jpa.or.jp/news/event/essay/2015/tamago_pam_150312.pdf
NHK「美と若さの新常識」でも1年前に取り上げられていてました。もしかしたらこの話題が最近またもり上がっていたのかもしれません（が、あらためて考えてみたら上の女子たちは以前からの言説を踏襲しているだけのような気がする）。
https://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2018/142/315601.html
ところで、銀杏を年の数だけ食べると死ぬ、はそもそもさすがにそんなに食べたいとも思わない年になって参りました。