色んな情報を統合すると、COVID-19は空気感染同じ空気を吸うだけで感染するのではなく、飛沫感染と直接感染が原因なんだなと、わりと自分の中ではすっきり理解できました(正確な情報が欲しい人はリンク先を参照して下さい)。
なので、様々なウイルスや細菌に冒されやすい状態になった重篤な人以外は陰圧室も必要ないし、エアゾルが発生しやすい状況でなければN-95マスクも要らないのだと。
ただし、感染者の飛沫に曝露する可能性が高い人たちにはサージカルマスクやアイシールド等の着用が推奨されているし、医療従事者であっても全員が防ぎようがないので、感染者がマスクをしていたほうがリスクが低いことも示唆されているように感じます(この人たちは「洗えるマスク」ではダメなのだ)。
医学、感染症学は本当に難しい。でも、いろいろ疑って、自分で調べていくと、すっきりします。とりあえず、今は飛沫感染や直接感染するリスクの高い行動を避けるのが、よさそうだ。また予防に関する指針は、専門家会議の見解が今のところ最も信憑性が高いと個人的には思ってます。
◾️医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド 第 2 版改訂版 (ver.2.1) 一般社団法人 日本環境感染学会
http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/COVID-19_taioguide2.1.pdf
■経路別予防策(鹿児島大学)
http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~ict/yobousaku_hyoujun_keirobetsu/keirobetu.htm
(追記)
不染織マスクについて気になって、調べていたんですが、飛沫感染の定義が3〜5μm程度だとしても、BFE(約3μm)、VFE(約1.7μm)という試験をクリアしたものが有効っぽい。
わりとマスク学も奥が深くて、色んな専門家が意見を述べているのですが、① 「繊維の隙間より小さい粒子はマスクのフィルターを通過する」は間違い、②そもそもマスク機能の問題より正しく装着できていないことが問題、③家庭用マスクは感染を完全に防止するものではないらしい。
なので、「しないよりは顔を手で触るなどの直接感染のリスクが減るからしたほうがマシ」という多くの人が持っている考えがわりに妥当かなとぼくも感じました。
気になる人は、自分で調べてみましょう。ぼくは長期化する場合、家庭用ガーゼマスクを上手く使ってみようと思いましたが、これも自己責任です(「洗えるマスク」はやっぱりガバガバっぽいw)。
◾️ 新型コロナウイルスや花粉症でのマスク装着に関する日本 エアロゾル学会の見解
https://www.jaast.jp/covid-19_seimei_JAAST_r3.pdf
◾️不織布マスクの 性能と使用時の注意
https://www.env.go.jp/air/osen/pm/info/cic/attach/briefing_h25-mat04.pdf