ふとしたきっかけで知ったロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープの1984年の映画『恋に落ちて』が素晴らしくよかった。メリル・ストリープは最近5回観た『ドント・ルックアップ』で史上最低の大統領役だったのですが、若いときは素敵だったんだなと。もう40年も前の映画なんだけれど、現代のNYCと同じ景色でありつつ、電話や車などが全然違うことなどをとても感慨深く眺めながら鑑賞しました。特に音楽がパット・メセニーっぽい80年代フュージョンジャズで、殺伐とした超学歴・超キャリア・超資本主義がなく、他国に戦争で攻め入っていなかった頃の「のんびりして明るかったアメリカ」におけるの男女の出会いと恋について描いていて、心が晴れた感じがしました。脚本も、演技も、ロケも、時代背景も、撮影もすごくよかったなー。オススメです。
お話しするにはログインしてください。
映画のことを語る
食事のことを語る
久しぶりに、二郎系ラーメンを食べてきた。二郎系のラーメン屋さんは「絶対に残しちゃダメ」かつ「麺・ニンニク・脂・野菜の量を指定する必要がある」が、標準量が分からないため、注文を間違えると大変なことになるというのを繰り返してきました。たとえば、「野菜ふつう」「野菜ちょいまし」「野菜まし」「野菜ましまし」だと、もやしの量が1〜4袋へと増えていくとか。
で、通うこと、5回目にして「麺一番少ないの(100g)・ニンニクふつう・あぶらふつう・野菜まし(3袋分)・魚介醤油の辛味噌入り」が自分好みなんだと気づいた。これは普通のラーメンに対して、麺が半分…[全文を見る]
映画のことを語る
『ちひろさん』。先月、NETFLIXで公開初日に観たのですが、よかったです。こういう何でもない日常を描いた映画が好きだなあ。あと劇中に出てくる港が見えるビルの一室やちひろさんの住まいのような、時間や世界から取り残されたような「謎の空間」が、ぼくはとても好きです。ぼくは映画のロケーション場所になるような「謎の空間」を見つけることがなかなか得意で、こよなく愛しています。映画もすごくいい雰囲気かついいストーリーでした。
https://chihiro-san.asmik-ace.co.jp/
WBCのことを語る
第5回WBC決勝戦。2日連続で、一生ものの試合を観た感動がまだ止まらない。最高のチーム、最高のプレー、最高の試合を観た気がしてならない。WBC1回目の頃、自分はまだ京都に住んでいた。2回目の頃、自分は今につながる人生を拓き、頑張っていた。WBCは、そんな風に自分の人生のある一時期を思い起こさせる最高のイベントであるような気がします。本当に最高の試合をありがとう!野球サイコー!
WBCのことを語る
メキシコとの決勝戦進出をかけた大接戦。
ぼくは何かのスポーツの試合を最後まで観るというのがすごく苦手なんだけど、今日は最後まで観た。「どうせ負ける」が、自分の心の深いところまで染み込んでいることも感じた。
でも、今日の試合を通して、侍ジャパンは「それは違う」と教えてくれた気がする。ものごとは最後の最後まで諦めてはいけないのだ。一球一球のプレーがすべてなんだと教えてくれた気がします。本当に心の底から震える試合を観た気がします。
日常のことを語る
冬用の分厚い羽毛布団を片づけて、春夏用の薄手の羽毛布団を出してきた。ついでに鹿の子毛布と、麻のシーツも洗濯をして、外に干した。こうなると俄然やる気が出てきて、マットレスも埃たたきで叩いて、風通しのいい場所で干して、1年半ぶりくらいに裏返した。すのこ上になっているベッドの下の埃も吸い取り、すのこも雑巾がけした。飼ってるガジュマル君も、外に出して、太陽の陽を沢山浴びさせた。部屋をきれいにすると、ほんとうにいい気が満ちる気がする。春って、太陽って、すばらしい!!
買い物のことを語る
去年からずっとトレイルランニング用のシューズを履いているので、コンバースや無印良品のぺったんこなスニーカーに戻れなくなった。で、SNSでフォローしてるセレクトショップの写真を見てると、今年はテニスシューズがトレンドらしい。調べると、アディダスの「スタンスミス」というモデルがシンプルでいいなあと思った。ただ先日マキタの掃除機を買ったり、マクロビ食をはじめたりと、浪費が激しいので、ぐっと我慢する。営業を頑張って頑張って、仕事が取れたら、ぼくは新しい靴を買うのだ。
自分(id:happysweet55)のことを語る
シーチキンが一つあったので、ツナおにぎりを作って、山道を散歩した。知らない間に桜の蕾が大きくなっていた。気持ちのよい風が木々を揺らす。見晴らしのよい場所に出ると、ぼくは太陽の光を浴びた。風が曲がった木の枝や葉を震わせるのを眺めて、色んなことを思った。ぼくが色んなことを考えている間に、地球は太陽の周りを一周して、また春がやって来て、木々は芽を出して、葉を繁らせるのだった。彼らは命があるかぎり何度も葉を落として、冬を越えて、太陽の光を浴びようと、枝々を伸ばすのだ。そして、ぼくにも同じような命が宿っているんだなと思った。であれば、ぼくは、このままでいい。そして同じように傷ついているだろう人にも、そのままでいいと言ってあげたかった。生命があるかぎり、ぼくらは伸びつづける存在なのだ。こんな気持ちを忘れずにいたいと、ぼくは山道を降りてきた。今週はとても多くのことを学んだ一週間でした。
自分(id:happysweet55)のことを語る
どこまでも続く荒野に、彼女の顔にみるみる恐怖の色が現れる。あるいは、ぼくが見てる景色とは彼女の心象だったのかもしれない。これは現実じゃない、心の反映だよとぼくは彼女の手を取って歩き出した。安全とか安心とは、誰かが与えてくれるものではなく、つくるものなんだ。想ったように世界や現象は現れるし、世界や現象とはぼくらの心の反映なんだ、と言った瞬間に、ぼくは何も変わらない元の日常に戻っていた。ぼくが使わないと決めていた全てを忘れるボタンを、彼女が押したのだ。こうして壮大なマッチング会は勝者のないまま、終わったのだった。ものすごく疲れたので、とりあえず今日は寝よう。陽はまた昇るのだ。
自分(id:happysweet55)のことを語る
マッチング会が終了した。かなりWBC的な展開で、数十名の参加者の中で、ぼくら1組だけがカップル成立となった。試合が終わると、よく分からないまま、ぼくらはバスに乗せられて、何もない荒野のバス停で降ろされてしまった。相手はとても素敵な女性だけれど、ぼくらはまだ1ミリも好きだという気持ちを持っていない。どうする?とお互いに顔を見合わせて昨日が終わった。ポケットには全てを忘れてスタートに戻るボタンも入っている。でも、それを使わないで彼女を安全なところまで連れていくのが、ぼくがすべきことだと思った。それだけを頑張る。辺り一帯に広がってる荒野は、たぶんぼくの心が投影されたものなのだ。
自分(id:happysweet55)のことを語る
マッチング会の課題本が切実で身に染みる。そもそも会へ参加しようと思ったのは、1年近く地球の裏側にいる人を想い続けていたんだけど、帰国後、心ない言葉をぶつけられるようになって、心が折れてしまったからだった。しかし婚活はもっと過酷だと気づいた。ぼくの人生の課題はこれから先、どんな状況に追い込まれても、絶対に死なないと腹を括ることだと思った。会社員の時には将来に絶望しかなかった。でも独立したら、さらに厳しい世界が待っていた。でも、人生は何とかなるし、何とかするしかない。そういう現実を受け容れて、自分を成長させる機会が急に降ってきたのでした。
自分(id:happysweet55)のことを語る
15〜20年ぶりに古典や海外小説ではなく、大衆的な日本の現代文学を読んでいるんだけれども、なかなか入っていけない。ぼくは仕事の一部として、文章を書いたり、人の原稿を校正しているので、いちいち、この文はこう書いたほうがいいんじゃないか。この登場人物の語りであれば、この説明は要らないと文句をつけたくなるので、なかなか読み進められない(頭が仕事モードなのだ)。ただ、ぼくが申し込んでしまったマッチング会は、この本を読んだ感想を述べて、お互いについて知ることになっているので、明日までに読む必要があるのだ。ぼくは長くとも谷崎潤一郎の『細雪』のほうがまだ真剣に読める気がする。と、文句を言ってても、しょうがないので、頑張って、読破を目指そう。何かしらこの本には縁がありそうだから。
自分(id:happysweet55)のことを語る
ふとしたきっかけでマッチング会に初めて申し込んだ。何もかも新鮮な体験なのですが、色んな質問の後に「パートナーに知っておいてほしいあなたの特長は?」という質問があったので、「ぼくは何ごとも自分で考えて、やる人なので失敗が多い。でも最後はやり切る人です」と書いておいた。どういうことかというと、ぼくはイタリア旅行をすることになっても、ローマ直行便には乗らない人なのです。たぶんイスタンブール行きの格安航空券を買ってきて、ギリシアを横断して、エーゲ海を渡り、イタリア半島を北上するみたいなことをやる人なのです。「一体、何してるんだろう」と…[全文を見る]
音楽のことを語る
Salyuとharuka nakamuraの新曲「星のクズΩ」がすごくいい。やっぱりharuka nakamuraさんは光を描かせたら比類がない音楽家で、この曲を聴くと、宵の明星や明けの明星が燦く空の光景が目の前に広がります。そして、Salyuの声に久しぶりに震えた。やっぱり彼女の声は、明るいポップスではなく、こういうアートとポップの境にある神秘的な曲に向いてる。「To U」から15年ぶりに心が震えた一曲です。
https://music.apple.com/jp/album/%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%82%BA-%CF%89/1673685230?i=1673685234
日常のことを語る
(承前)という感じで、乳酸菌の発酵は、ぬか漬けとヨーグルトづくりに挑戦してます。で、もう一つ、やりやすい麹菌を使った発酵は、塩麹、醤油麹、甘麹、手づくり味噌の順番でトライしたい。あと、出汁も手作りしはじめたので、砂糖、塩、酢、醤油、ソースみたいな基本調味料について知見を広げるのが今年の目標。料理研究家並みに詳しくなりたいです。
日常のことを語る
ビフィズス菌のヨーグルトを買ってきて、ヨーグルトづくりに挑戦したんだけれど、見事に固まらなかった。原因はビフィズス菌は嫌気性で空気があるところでは増殖にくいということにハタと気づいた。さらに仮に上手く繁殖できてもビフィズス菌が糖を分解する時にできる酪酸とは靴底の匂いを放つので、手づくりヨーグルトには向いていないよなと今さら気づいた。空気があるところでもないところでも増える乳酸菌ってやっぱりすごい。また嫌気性の環境を上手く作り出して、野菜を発酵させるぬか漬けってすごいなと再認識しました。
買い物のことを語る
マキタの最新かつ最上位の家庭用コードレス掃除機CL286FD(3.5万円)が届いた。結論から言えば、300W以上のモータ出力が予測されるダイソン(7〜10万円)や中国メーカーの掃除機(1.5〜2.5万円)に対して、100Wのモータ出力しかないマキタは迫力に欠けました。かつ最強モードの使用は8分という縛りもあります。
一方で、最強モードでなくても家の掃除は十分でき、10〜15分でタンクの半分のゴミを集める吸い込み力があり、とても静かでした。また中国製では4.5時間くらいかかる充電が15分程度で終わるところにメリットを感じました。マキタの掃除機は「日本の家の掃除に最適化され…[全文を見る]
料理のことを語る
昨日、人生初のシュラスコに行ったんですが、これまでの人生で一番「多くの肉を食べた!」と実感するような体験でした。シュラスコとは、超デカい串で焼いた塊の肉をテーブルごとに運んでくれて、その場で切り落としてくれるスタイルのブラジル料理店のことです。基本的にコースで、チキン、ポーク、ビーフ、ラムの様々な部位を味わうことができ、さらにサラダバーやピザやデザートが1.5〜2時間食べ放題というスタイルで提供している店が多いようです。個人的に一番美味しかったのはウシのイチボと呼ばれるお尻の肉とラム肉でした(両方3回お代わりした)。飲み放題で1人4000〜6500円くらいと、料金もお値打ちでよかったです。これは肉料理をとことん味わいたい人には最高な場所だなと感動して帰ってきました。
日常のことを語る
なんで中国やEUはBEVに積極的で、日本とアメリカは消極的かということを考えていたんだけれども、気候変動や自動車業界での競争ということもある一方で、中国とEUは単純に日本とアメリカの2倍の電圧で電気が流れていることにハタと気づいた。つまり単相だと220〜240V、三相だと400Vとか。日本では専門の工事が必要な充電が普通にできるし、三相とか本当にヤバすぎる電圧だよなと。とは言え、日本製のモーターって世界的にデフォルトな産業用機械やロボット、半導体装置にゴリゴリに使われているはずで、そんなに簡単に海外に負けるはずがないと思ってたんですが、どうも中国の追い上げは凄まじいらしい。そんな感じで、ぼくもうかうかしてないで、本気で自分の仕事をしなければ、と強く思ったのでした。
家電のことを語る
電力(W)=電圧(V)×電流(A)
さっき掃除機について書いたんだけれども、マキタの掃除機(最新型)のブラシレスモータの消費電力は120W=40V×3A。これに対して、Amazonで出てくる中華製の掃除機の消費電力は最大450Wになっていて少し考えた。4倍パワーが強いとも言えるし、電力を4倍消費するとも言えるし、充電時間が4倍かかるとも言える。これに限らず、中国の家電製品はゴリゴリにスペックを追求するんだけど、バッテリーにトラブルが多そうだった。
マキタは充電電池のメーカーでもあって工具用の互換電池が出回ってるんですが、職人さんは3倍高くても純正を選んでいる…[全文を見る]