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おやすみのことを語る

数日前に家の手続きを完了させて、引越しの日も決めた。レンタル会社に電話して、ハイエースの手配もした。積載容量を確認するために現物の確認までしに行った。新しく買うもののリストと持っていくもののリストも書き出した。
ただ、親しい人たちと会い、実際にお別れの言葉を言うと、待ち受けている現実の重さが見えて、辛くなった。本当に母親のような感じで慕っていた方を、深夜家まで送る間に「実は、ぼくは生きて帰って来れる自信が全くないんです…」と最悪な自分の状況や状態について話すと、家で下ろす際に「じゃあXXXXだったら、XXXXしてきな!」とピシャリと一言言われた。
そこから一人で真っ暗な道を帰ってきた。その一言を思い出すと、涙が出てきた。道路に並行して延びる線路を、貨物列車が力強く走り抜けていった。どんどん夜の街の光が見えてくる場所に戻ってきて、「絶対に自分は生き延びる」と力強く思った。
自分の意志の強さではなく、ぼくは流れを信じようと思った。今できないことも、努力し続ければ、いつかできるようになる。ぼくには幸せな役割が待っている。自分は何か大きなものに導かれている。そういうものに、身を任せてみようと。
ぼくは未来を想像しちゃダメなのだ。「いまここ」だけを生きる練習を明日も頑張ります。おやすみ。