覚悟を決めて『君の名は』を観た。その舞台が、ぼくが住む場所だからだ。泣きたいくらい受け入れたくない現実だ。そして、不思議なことに何度もぼくはそこに呼ばれていて、去年からいくつものフラグが人生で立っていた。
去年一年の過酷な時間の中で、ぼくは「人生は、何か大きなものに導かれている」「人生に起こること、すべて深い意味がある」「何か大きなものが、自分を育てようとしている」というかなり神秘的な体験を何度もしてるんですが、「起こるべき何かが、ぼくの人生に起きてるんだ」と考えることにしました。
こう書きながらも、ぼくは自分の人生を予測して、自分の意思で、常に計画して生きたい人だ。科学的で合理の塊のような人だ。
でも、それを遥かに超える何か大きな力が働いていて、自分の人生で乗り越える必要なものがあって、そこに行くことになったんだと思います(それに抗おうとすると、一瞬で全部が燃え尽きるような感じがするのです)。
全然、『君の名は』の感想じゃないけれど、「ぼくらは大きな宇宙の営みの中で何かに導かれて生きてるので、安心して生きていいんだ」みたいなことを感じました。たぶん、人生の一番どん底な日に、この映画を観たのも、そうなんだろうな、と。
というわけで、何か大きなものに導かれているので、人生で起こることは全て大丈夫だ。赴任まで残り2週間、安心して「いまここ」を生きる生活に戻りたいと思います。おやすみなさい⭐
夜おやすみのことを語る