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五度圏のことを語る

なつかしいなあ。子どものころ音楽教室で、「まほうのふえ(歌劇『魔笛』より「これはなんと素晴らしい音だ」)」の歌い出し8小説を弾きながら手ほどきを受けました。

たとえばC-majorで弾くと、初めの音がG(属音)で、終わりが五度下のC(主音)。終わった音から弾き始めると、さらに五度下のFで終わる。つまり五度圏をひとつ下がってF-majorで弾けるわけです。これをずーっと続けていくとひとめぐりしてC-majorに戻ってくるという発見が面白くて何度も弾きました。
感覚的に一番理解が進んだのは、大きくなってからのスケールとカデンツの練習です。しかし残念なことにピアノはちっとも上達しませんでした。