どうにも「良く変化する未来が見えないから、如何に現状に違和感を感じても大きく変化しないことを望む」と言うのが現状の政権支持の背景にあると言う分析には納得が行くものがあるのだが、これが若年層の分析として「彼らは生まれてこの方時代が良く変化した経験がないから」と言うものには多少違和感がある。
どちらかと言えば若年層は政治に意識的にコミットした経験値が(諸外国に比べても)低く、様子見をしているってことがあって、むしろ変化を忌避しているのは逃げ切りを願う彼らの親世代なんじゃないのかなって思うわけで。「良く変化する未来が見えない」ときに急進的に悪くするものをはたして未来ある層が支持するだろうかね?
現状維持を望むのは誰かのことを語る