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レイシズムのことを語る

アメリカのデモ、嬉しいことに今声を挙げている人々は黒人ばかりでも、いや有色人種ばかりですらなく、白人の多くも声を挙げている。
「自分達を守るため」と言うよりはより純粋に社会に人種差別が根を下していたことに対するいち市民としての声がそのデモを作っているとのこと。
勿論、その余波として暴動や略奪が起きていることはあるんだが、その一部は反・反差別者達によるなりすました上のものや、純粋な火事場泥棒のようなものであり、ほとんどは理性的な市民の運動であると言う。
そしてさらに明いことは、その運動の中心は20~10代の若年層がごく当たり前の表現活動としてそれをしていると言うこと。
若年層であればあるほど多様な社会に慣れていて、「我々でない誰かに起きた不幸」ではなく「我々の仲間が受けた暴力」として受け止めていると言うこと。
これは我々の社会でも若年層ほど自然に外国文化を受け入れているのに対し、差別をしたがったりそういう政治家をやたらと応援したがるのは中高年以降って風景にも通じるものがあるなと。
未来にはまだまだ希望がある。