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オカルトのことを語る

最近オカルトめいたものをわりと見ていて、「なんだかもう疲れたよ」と犬も飼ってないのに天に召されそうな気分になるんだが、この披露の原因が判った。もちろんモノがモノだけに「アストラル界の障壁に当てられ云々」みたいのだったら面白いんだけどそうじゃなくて、オカルト回りの人々の悪い意味でのフリーダムさからそれに触れることで自ずと自らにふりかかる責任の重さに辟易する感じなのだ。
オカルトに興味を持つってのは人文科学的興味か、自らが直面しているものが科学的態度だけでは限界があると感じられるときに、あえて危険領域に手を伸ばす感じなんだけど、オカルト回りにいる人々には科学的態度なんておかまいなしと言うかむしろ科学から背を向けるか、あるいは背を向けさせて支配しようとする詐欺師みたいのとか、あるいは元々は科学的態度の上に向きあったかもしれないけど、どこかでおかしくなってしまってるんじゃないのみたいな人が大杉で、情報の汚染度合いが高い領域であるため、そこに分け入るのはそういった汚染をどうやって除けるかとか、あるいは汚染と思っていたところに実は有益なものが含まれているんじゃないかとかって腑分け作業がものすごく大変で疲れるのだ。
第一、オレ、むしるのが面倒くさいからカニ喰うのも嫌いなのに、なんでこんなことしてんだムキーとなってるのですこし距離を起こう。
てめぇら、どうせスピったところで野狐禅だ!ばーか!ばーか!