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30代後半から始めるエレクトリックベースのことを語る

フェンダーMIJ '70s Jazz Bassに、こないだ購入した弦「Fender 9050L」を張りました。
はじめてのフラットワウンド弦。ステンレス製。
 
弦の両端に緑色の糸が巻かれております。

 
フラットワウンド弦は、つるっつるな触感の弦です。
現在一般的であるラウンドワウンド弦が広まるまでは、これが主流だったそうです。
 
押弦やフィンガーピッキングする分には指に優しい感じです。スライドはしにくい。
'60年代や'70年代のレトロな音が鳴ります。ソウルトレインとかSWATのテーマとか、ぴったり。
何より、音の減衰の少なさと、サスティン具合の凄さが想定外でびっくりしました。
ただし、ミュートを怠ったりミスった場合、その音もすべて持続します……w
 
このジャズベースは指板の円形ぐあいが急(184R)であるためか、ポリエステル塗装のためか、
圧を伴った感じのコツコツした音が出せるんですが、そのコツコツ感が生きる感じもあります。
 
なお、フラット弦について、「スラップできない」という記述がよく見かけられますが、
金属感・暴れ感は消えるものの、木材をバチっと鳴らしたような。堅実な良い音が鳴りましたぜ。
私は好きだな。