昨日『イップ・マン 完結』を見たら、なんかよくわからなかったのです。
イップ・マン(1893 - 1972)は実在した香港の武術家で、ブルース・リーが師事していたことでも有名です。香港では英雄のような存在らしく、いろんな俳優がイップ・マンを演じていますが、昨日見たシリーズはドニー・イェン版で、『完結』でおしまいです。んで、映画館探訪自体が久しぶりでほわーとなったせいなのか、脈絡を見失ってしまいまして、「ドニーの『イップ・マン』ってこういうのだっけ?」と思い、家にある前作『イップ・マン 継承』を見たら、これはわけがわかるのです。「そうだそうだ、これがイップ・マンだ」と思いました。ついでにアンソニー・ウォン版の『イップ・マン 最終章』も見まして、これはわりかし本格的にわけがわかる上に、アクションシーンも物語の中にすっぽり収まっていて、とてもきれいなのです。そして、このアンソニー・ウォン版イップ・マンを見たせいでますます昨日の『完結』が「わからないと言うにもまず第一に思い出せない」という事態に陥ってしまい、いやあ、ずっと楽しみにしていたのになあ、参ったなあという気持ちです。
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