五輪開催は、やはり正と負の両面があったと痛感する。よかった点は、困難の中、努力し続けてきた世界中の選手たちの姿や笑顔を見れたことだ。また、この7年間、一定の経済浮上効果があったことも否めないかもしれない。一方で、悪かった点は、見えるところ・見えないところで、それを上回るほどあったのではないかという疑問が残る。何よりもIOCや放映権やスポンサーシップを持つ企業によって、「延期・中止」の意思を持った多くの国民の主権を侵害された感があったり(少なくともぼくはそうだ)、政府への信頼感をなくしてしまったことが最大の問題ではないかと思う。ぼくは国の代表者たちの言動や態度にずっと疑問を感じ続けている。ただ、これくらい「選挙権」というものが、生活や経済に大きな影響を及ぼすものだと痛感する出来事は今までになかった。「政治を他人事としない」ということが、ぼくの東京五輪の最大の教訓だ。これからはもっと国政・地方自治体、すべての選挙に関心を持っていきたい。
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