土鍋について調べていたら、学生時代に付き合っていた女性が毎日のように鍋や色んな料理を作ってくれていたのを思い出した。芸術的な高みを目指すためには、もっと人生経験を積まないといけない、そのためにはこんな風にぬくぬくと生きていてはいけないんだ!と、ぼくはその彼女と別れてしまったのだけれど、いま考えてもあのくらい完璧な女性はいなかった。もし、これからの人生で、もう一回だけそういう人と巡り会えるチャンスがあれば、ぼくはどんなことがあっても死ぬまで添い遂げ守れる男になりたい。仕事も、試験勉強も、大変だけれど、いま自分の前にある壁や困難は、ぼくが一人前の男になるための試練だと思って乗り越えたい。そして、いつか平凡でも、美味しいねとお鍋をつつける伴侶を持ちたい。もちろん、その時はぼくがお鍋の準備をするのだ。頑張ろう。過去も、未来も、変えられないけど、「いまここ」の自分の行動は変えられる。
自分(id:happysweet55)のことを語る