不用意な言葉を使わないように最新の注意を払っているつもりで、とんでもないことを言っていることにあとから気づいて愕然とすることがある。
ネットの世界では割と強い言葉での『議論』が交わされていることがよくあって、見ていると胸が苦しくなる。それは僕自身の問題でもあるのだけど。
何処かにある程度以上の力を与えると、形そのものが変わってしまうことがあって、そうなると決して元へは戻らない。こぼれた水はそのままだし、壊れた器に水は汲めない。僕にはそれが怖くて仕方ない。
雨の夜に、冬の朝に、何かの弾みに思い出すことがある。たぶん一生忘れないだろう。