先週、インド料理店でナンを食べながら、なぜインドには大量の小麦があるのに麺料理が盛んではないんだろうか?という疑問を持った。理由は、雨季と乾季の差が激しく、いつも大量の水があるわけではないからだと考えた。イタリアも、東南アジアも、中国、韓国、日本も雨に恵まれていて、大量の水を使えるから、麺を主食にできるのだった。だから中東やアフリカの砂漠地帯では、ナンっぽいものが主食になるのだった(麺料理はわりと雑に水を使うので)。じゃあ、ヨーロッパはどうなんだというと、一部を除いて、土地が肥沃でなく小麦の生産性が少なかったので、農業とともに放牧や酪農を行って穀物と肉と乳製品を主食としたのだった。結論として、麺料理がある(中国の水餃子っぽいのも含む)ということは、その土地がいかに水に恵まれていることの証拠なのであると言えないか?と何となく思うのだった。
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