事務的な計画がとても苦手です。
そんな理由から坂口恭平の「生きのびるための事務」を新刊で買って読みました。
大学を卒業したばかりの無職の恭平のもとに、「ジム」という事務しかしない人物が現れて、アーティストになるためには事務(お金と時間の管理、そのプロセスと方法)がとても大切だと語るところからはじまる物語。
実際の坂口氏の物語がベースになっているので、なるほど成功の陰にこんな努力があったのかと説得されます。そして漫画としても自己啓発本としても質が高い。
「一番やりたいことからやりましょう」
「楽しいことしかしなくていいんです」
と「ジム」は語ります。
「ジム」の発想がアーティスト志望である「恭平」よりはるかに自由なのがおもしろい。
その言葉にひらめきを得て、小さすぎることですがタスクぺディアのカテゴリーの書き方を変えてみました。
たとえば…
・支払い→感謝の気持ちを伝える
・確定申告→お金を取り戻す
・資産運用・管理→お金が増える仕組みづくり
・健康管理→健康であること
たったこれだけど、面倒臭かったことが、未来の楽しみとして輝いてくるではないですか。
楽しいことからやっていきます。いや、もはや何からやっても楽しいです。