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北海道/白老のことを語る

愛宕神社跡。

江戸時代末期になんやかんやあって、幕府が松前藩から取り上げた蝦夷地の一部を押し付けられた仙台藩の人間が建てた神社の一つ。現在、白老町桜ヶ丘公園から登って行ける位置にある。


日曜日、野球場や陸上競技場、プールが集積された公園はけっこう人っ気が多かったけれども、神社跡への道はひっそり閑として猫もいなかった。土の階段を木で補強したような所を登っていくのだが、所々崩れている。初めは急勾配だが踊り場を二つ過ぎるとしばらくなだらかになる。


跡地には近年設置されたと思しき小さい鳥居と石の祠があるだけ。


周りは樹に囲まれていて、視覚的に見晴らしは良くない。電波的には見通しが良いようで、FM 放送が札幌局、室蘭局とも良好に受信できた。空気清涼。

戻り、階段の崩れた所は下りるとき足を滑らせそうで危ない。