お客さんから撮影の仕事を貰ったので、AppleStore心斎橋店で触りに触りまくり、悩みに悩んでiPhone16Proを注文した。ぼくはこれまで制作物は、基本的に企画・脚本・演出・編集という監督業に徹していたんだけれど(これもぼくの本業ではない)、プロに依頼するとバカ高くて、撮影の勘所も大体掴んでいるので、自分でやってみることにした。明るい照明とソフトボックス、高速書き込みできるSSDさえあれば、なんとかなるのだ。あとジンバル、ピンマイク、スライダーを買い足せば、会社案内くらいなら自作できる気がする。ただ、この付属品を揃えるだけで、今回の仕事は赤字である。iPhoneProシリーズとは「それでお金儲けできる人が持つ機材である」と認識してるんだけれど、大の大人のぼくが3、4年買えなかったアイテムを、数多くの若者が所有しているのが不思議でならない。新幹線の指定席でノートパソコンを開いて仕事をしている40代以上のおじさんたちの多くは大体Androidか古いiPhoneユーザーで多分これが真っ当な金銭感覚なのだ(自分のことより家族を優先する)とぼくは信じて疑わないのである。
自分(id:happysweet55)のことを語る