今年の春くらいから、実は日本国政の最大の論点は「財政のプライマリーバランスをどう考えるか」だと思っていて、選択肢は3つあると考えた。一つ目は財務省・岸田政権の考え方で、国の合計負債は世界最悪で、国債依存してると金利が上げられず円の価値が下がり、悪いインフレになるだろうという考え方だ(おそらく)。二つ目はMMT的な考え方で、自国通貨建の自国の国債を、日銀が買っているかぎり、国家倒産はないという考え方だ(おそらく)。三つ目はIMFでは最近国債に対するリスク評価が変わっていて国債の返済及び利息の支払い実績で見るように変わっているし、そもそも累積ではなく実質負債で見たり、資産からの利益を含めてみると、国際比較で見た場合にそうは悪くはないんじゃないかという考え方(おそらく)である。ちなみに、ぼくは三つ目がどうも正しいと思っているんだけれど、日本では財務省、自民党、立憲民主党、メディア、大学教授に至るまで一つ目でしか語っていなくて、対抗として二つ目を根拠とした積極財政派がいて、三つ目の考え方がどうもキレイにまとまっていない気がする。で、誰か頭のいい人が三つ目をキレイに整理して発表してくれないかなとぼくは思っています。ちなみに、ぼくは今日のスキャンダル報道を見て、いっそ国民民主党の党員かサポーターになって、この考え方をキレイに整理するのはどうか?そういうことはどうしたらできるのか?を議論できる人たちとガチで話したいと天邪鬼にも思ったのでした。ぼくは「対決より解決」が好きなのだ。
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