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自分(id:happysweet55)のことを語る

3年くらい鎌倉のある禅寺の老師の考えに基づいて、座禅をしているんだけど、そもそも座禅とは天台宗の「止観」という修行だった。で、「止観」とは何かというと「感情を波だたせないこと」と「思考力を正しく働かせること」らしい。そして、その止観の方法をまとめた『天大小止観』という本があるんだけれど(座禅の源流的な本)、その冒頭にある「七仏通戒偈」を解説した本の中の一節が最近しみじみいいなと思うようになった。「一粒でも播くまい、ほほえめなくなる種は どんなに小さくても、大事に育てよう、ほほえみの芽は」。仏陀が亡くなられる時、弟子たちに「これからは四諦と八正道を拠りどころにしなさい」言ったらしいんだけれど、その考えが上手く盛り込まれている気がする。四諦も八正道も難しいけれども、このひと言は少なくともぼくが生きていく上でよい指針になると思ったのだった。