すこし前に数十人が集まる場所でスピーチをしたら、最優秀賞を貰ってしまった。小さな集まりだから賞金はなかったけれど、自分の仕事は普段から、相手の様子を見つつ、正確に的を得た話をすることが強く要求されているんだよなと実感した。年を取るほどに、ぼくは難しい人たちを相手に議論、説得する機会が増えている。しかし、白熱した議論の中で「自分で放った微かな嘲笑や侮蔑」ってのは、ものすごい早さで返ってくるんだよなと今日しみじみ感じた。そういう人たちとは距離を置くという考えもあるけれど、結局は自分の驕りや慢心が原因なんだよなと気づく。「自分が会う人、話す人とは、自分の鏡である」と心得たい。なかなか難しいけれども、反省したい。
自分(id:happysweet55)のことを語る