実際には成人している、知的障害のある従弟が三歳くらいだった。
そして、彼の姉の子供にお土産を買ってあげなくちゃと言う。
おばあちゃんに話すと、「そうか、あの子は優しいなぁ」と嬉しそうだった。
実際には彼には甥姪はおらず、おばあちゃんももう彼の存在は記憶にない。
なんでこんな夢を見たんだろう。
彼とも彼の姉とも、もう20年以上会っていないのに。
姉の方は自分の母親の精神疾患と、この弟の存在でいろんなことが大変で、たくさんのことを諦めざるをえなかったと聞く。
そんな弟を生んだ、そんな病気になった母親とその家系を嫌って、全く会うこともないけれど。