「赤ちゃんアドバイザー」という市の民生委員的なアルバイトをしている。
うちのお母さんが!?アドバイザー!?
まあ、悩み相談員みたいなもので、田舎でママが"ひとり孤育て"にならないようにするための話し相手人員らしい。
それである日の電話。
「あのさー、あんた離乳食なに食べてた?」
!?
覚えてるわけないでしょう。だいたい離乳食はいつから食べさせるかも知らないのに。
8「かぼちゃやにんじんをつぶしたやつじゃないの」←このくらいは知ってる
母「野菜はそうなんだけど、米よ米」
母「お母さんもおばあちゃんもお粥嫌いだからお粥を作るわけないし」
8「そうね…(知らんがな)」
祖母も母もお粥は見るのも嫌だそうで、入院してお粥生活になったら餓死を選ぶなどと言うので困る。
まあ、病院の全粥は美味しくないよね。お粥好きな私も4食目で泣いた。
母「やわらかいおじやを作ったのかなぁ…ブツブツ」
と離乳食の話は終わった。
3人育てた叔母に聞けば、と思ったけど、しょせん母の妹なので「なんだっけー☆」になると思う。
あんな過疎地で、あ、自然がいっぱいのところで子育てがんばってほしい。
意外とUターン結婚してる人が多くて驚いた。
車さえあれば生活はなんとかなるから、おけいこごとやお受験にこだわりがなければ環境は悪くないのかもしれない。
母のことを語る