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映画のことを語る

「あん」(2015)
おっちょこちょいの私は、タイトルが「あん」、なのに「小豆」と勘違い。

一人暮らしの永瀬君を見て、どうしてキョンキョンとオリコンしちゃったのか、お似合いだったのに、キョンキョンはぶっ飛び過ぎて、とんでもない人生になっているじゃないかと、冒頭からいらないことを考えたけど、樹木希林さんに引き込まれた。

日本映画や小説でもそうだけれど、本当に細かい描写で、普通の事なのに突き詰めることで、芸術的になるものだと感心させられる。→今回はあんを作っていく過程において。

日常を細かく積み上げて芸術的に高めたのは小津映画から始まっているのか。

ハンセン氏病は日本だけでなく、ここスウェーデンでもあったらしいし、やはり同じような差別もあったらしい。

神谷美恵子さんの本をもう一度読み直したくなった。

ワカナちゃん役の女の子、綺麗なお嬢さんだと思ったら、樹木希林さんのお孫さんだったらしい。

とにかく、午前のロードショー楽しみました。