ご飯を食べに自宅へ行ったら、お香さんの匂いがいつもより強く感じられた。
祖父が死んだのは2年前のことなんだなと思い出す。
おそらく、うまく言えないけれども今日は祖父が家に戻って来てる感じがする。
同時に、昨年の夏、39度の熱を出しながら、3日間で10年近くに及ぶ
一人暮らしの家財を片づけ、名古屋から引っ越して、その仏間の前の部屋で、
肺炎のようになって寝ていたのを思い出す。
去年は本当に沢山の死線を超えて、生き延びて来たのだ。
色々あり過ぎたその数ヶ月の中で、物事や人を憎んだり、怒るのはよそう。
人間的な成長に繋がらないとぼくは悟ったのだ。
その時の後遺症やダメージから、ぼくは経済的・精神的にまだ立ち直れてない。
ただ、今日車の全ての部品の支払いが終わったので、色々再スタートの基盤は揃ったのかもしれない。
騎士団長殺しが終わったら、おじいちゃんにお参りして今日は寝ます。おやすみなさい。
おやすみなさいのことを語る