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ゆめにっきのことを語る

P氏の職場が主催する家族参加イヴェントに行く。
職場には誰にも顔を見せずに仕事をしているスタッフがひとりいて、その人のデスクはロッカーの中にある。
だがわたしはその人が某ハイカーさんであることに気づきその人もわたしに気づいてこっそり顔を見せてくれ、なおかつ「職場の他の人にも教えておいて欲しい」と雑誌の束を渡す。
実は彼女はかつて子役としてテレビドラマに出演して人気を博した人だった。
雑誌には「あの人は今」的なコーナーで彼女の最近の顔がすっぱ抜かれたときの別人みたいな比較写真が載っているのだが、実際に見た彼女の顔はむしろ子役の時そのままで、彼女はその雑誌記事を隠れ蓑にしているのだ。
そして深々とフードを被ったままロッカーから出てきた彼女も参加して職場イヴェントのウォーキングが始まった。
レインボーブリッジみたいなところを徒歩で渡って海辺から山道の方に入っていく(このあたりの風景はまるでウィークエンドかフォーエヴァーモーツァルトbyゴダール)。
登って行くと道の左側に彼女の母親と姉妹たちが並んでいて、彼らもかつて同じドラマに出演していたのだという。

たしかにハイクに実在はするけどほとんど接触したことのない某ハイカーさんにこれほど詳しくなってしまうとは。
ていうかほんとに女性かどうかも知らないんだけど。