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qohelet(コヘレト)のことを語る

『AERA』2010年11月29日号の記事らしい。一部引用して、いま思っていることを吐き出します。
「コミュ力なし」は「内定なし」 企業と学生の間には深い溝

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  • アエラは、10月中旬から順次開催された「学情」主催の就活イベント「スーパー・ビジネス・フォーラム」で、大学3年生300人余の自己PRを添削した。これが、設問の意をくんでいないもののオンパレード。以下、よくある自己PRの例を、添削する側の心の内とともに並べると--。

     ○いろいろ含んだ言葉

     「自分の長所と短所を述べさせていただきますと……」(書いてほしいのはPRです!)

     「私は海外留学中に、日本のことを紹介するために、現地の人に日本の文化を教えて、楽しんでいただくことができました」(留学時代にやってきたことの紹介でしかありません!)

     「自分の可能性を信じ、困難に打ち勝ってこそ見えてくる世界があり、この精神によって自分は成長することが出来ます」(うーむ、抽象的に決意を表明されても……)

     「チームで何かを成し遂げるには、仲間と本気で向き合い話しあう。この姿勢が大切だと学びました」(感想文か! で、何がセールスポイントなの?)

    乾さんはこう語る。

     「自己PRを聞いているわけですから、自分の人となりからセールスポイントになることを掘り下げて書いてほしいのに、ずれてしまう。何が求められているのか、もっと素直に書いてほしいのですが」

     乾さんがすっと読めたというのは、こんな例だ。

     「私は無理な注文をされても、笑顔でいられる自信がある。もともとは人と接するのが苦手だったが、人見知りを克服したいと、一念発起して接客業の世界に飛び込んだ。お客さんを観察していると、こちらのちょっとした顔つきによって、お客さんの店員への接し方も変わることがわかった……」

     自己PRの定番、居酒屋のホール係でも、その人らしさを出すことはできる。とはいえ、

     「わかっている学生はわかっているんですが、言葉で説明しようとすると、難しい」

     と乾さん。就活の専門家でも、「コミュ力」を定義するのは、なかなかやっかいなようだ。

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  • 記事全体の良し悪しはおいといて、似たようなことで悩んでいるので、上記部分から思ったことなど。
     
    まず、設問の意図をくむのは難しいお・・・大学や学生の仲間内の文脈(文化?)と、企業の文脈って違うだろうし。文脈を知らないでそれができるような人間は完璧だお。それは、常に物事の本質がつかめるってことですよね。長年、そうなりたいと思っているのになかなかなれないんです(号泣)。
     
    悪い例として挙げられているような伝え方、私もよくやってしまいます(><)。でも、「すっと読めた例」まで、あとちょっとのような気もします。一応、PRのポイントになりうることを言っていますよね。「わかっている学生はわかって」いて、「言葉で説明しようとすると難しい」だけなら、どう書けばいいかを教えればすぐできるようになるんじゃないかと思います。
    とはいえ、教わったらちゃんとできるようになる、ってものでもないのかな? あんだけわかりやすく教えたのにどうして身につかないの、みたいな。はあー、いま特に、この「身につかないのはなぜ」で悩んでいるのです。助けてー。
     
    ところで、「言葉で説明しようとすると難しい」のは、わかっている学生さんのことですよね? 就活の専門家のことじゃないですよね? 引用した最後の一文が不安です。・・・と、他人の文章の欠点はわかりますが、自分のはなかなか分からず、わかったとしても的確な表現も浮かんでこない。語彙が乏しいのかなあ? つらいっす。