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JFKビジネスのことを語る

大好きだけど、過大評価じゃないの?と思うものに書き込んだのは、2012年だったのか。

2008年から城福さんがFC東京の監督になって、いろいろ知ったことがありました。例えば、見ていて面白いサッカーとはどういうものか。きちんと説明してくれたところに好感を持ちました。試合後の監督インタビューも楽しみでした。ファンに対して自分の考えをちゃんと語ってくれる監督だと思いました。
それから、世間がいわゆる「理想の上司」にスポーツの監督を挙げる理由がわかりました。野球やサッカーは、試合で結果が出ますから、短期的とはいえ確実な成果が見えますものね。

モチベーターとして選手にかける言葉がクローズアップされ始めたとき、そういう部分は苦手だな、と思いました。発破をかけるようなことは、うまくいけばいいけれど、マイナス方向に働くこともあるので、まさに諸刃の剣です。実際、ある場面で、「あんなことを言って、選手に背負わせ過ぎてしまった」と振り返る発言もありましたしね。2009年、ナビスコカップの決勝に出る選手たちに、メンバーから外れた浅利選手のことを話したと聞いたときも、肯定的な気持ちと「あ、やっぱりそういうこと言ったんだ」という冷めた気持ちが半々でした。
2008年、2009年とチームは好調だったし、2010年当初の目標も妥当なものだったし、負けがこみはじめて、なにがうまくいかないのかな、城福さんを辞めさせないでJ2に落ちるのかなーと思っていました。解任を聞いたときはそれなりにショックでした。

城福さんって意外と説明が下手だな、と気づいたのは、2011年、有料メールマガジンを講読していたときです。相当なファンでしたね、私(笑)
転機になった試合の話をしているのに、そのスコアを書いていない(負けたことは文章からわかる)。「今野は世界一のセンターバックになれる」と書いているが、理由がよくわからない。読者からの質問コーナーで、答えにくいことを聞かれたのだとは思うけれど、話をそらすような解答をしている。
城福さんについての好印象ポイントが減ってしまったのでした。

その後、考え方の違いもいくつか気づく点がありまして、他サポさんに城福さんってどう?と聞かれると、正直に「わからない」と答えてしまいます。甲府では、結果を残し、いい監督さんだったみたいですしね。なかなか、難しいものですね。