「ボランティアでやっているのに」というような言い方は嫌いで、常々、したくないと思っていました。そうですね、例えば、共同体を維持するには自発的にやるしかない部分がありますよね。町内会みたいなことでしたら想像しやすいでしょうか。教会の運営なんかもそうですね。プロテスタント教会では、牧師に謝儀を支払いますが、その他のことはメンバーから担当者を選んで行うところが多いと思います。そんな場で、私は経理のプロだから会計作業を無償ではやりません、と言って一切の作業を断るでしょうか。多少なりとも、共同体維持のために自分の能力を使うでしょう。
というわけで、世の中にはボランティアでやらないといけないことがあるわけですが、初めて「いやちょっとこれボランティアでやってるんですけど」と言いたくなる事例に直面しております。でもそれは言いたくないわけです。はてさて、どうやって伝えたものか。というか、アレはまだ共同体の形になっていないよね。あちらには、みんなで一緒に作っていこう、という気はないみたいだし、抜けてもいいかなあ~。