山手線を乗り間違えて、東京の反対側に連れて行かれました。
そしていつもとは違う駅で降り、そこからバスに乗って帰ってきました。バスで一人のときは一番後ろの5人掛けの席に座るのですが、疲労でうすらぼんやりしていたので、二人掛けのシートに座ってしまいました。バスは空いていました。空いている席があるにもかかわらず男子中学生が私の隣に座ったので、やだなあ、こわいなあ、変な子かなあと一瞬思いました。ですが多分、彼の目には「カラスヤサトシの漫画を読んでるおばさん」が一番気楽というか、「無」に近い存在として映ったのだろうなと今では落ち着いて分析できます。やっと家にたどりついたでよ。
おとななのにのことを語る