だが自信がなかった、もう一回昏倒したらあれだからあれにされてしまうのではないか。三郎は首をふって堪えようとした。ぐいっと振ったとき、「あ、おれに振れる首はなかった」と気がついた。くしゅっという嫌な音がした。