そういやヨットに乗せてもらったんですよ。いい天気だし、海キレイだし、素敵! と盛り上がっていたのです。最初はね。
伝わるでしょうか。この不安。
盛大に酔ってしまったわけです。逃げ場なし。
そういうときにかぎって、なぜか頭に浮かぶのは何かの映画でロバート・ダウニーJr(社長ではなく弁護士)が裁判のプレッシャーで気持ち悪くなってしまうっていうくだりで、私はよけいピンチに追い込まれ、他になすすべもなくイウォーク、イウォーク、イウォークと呪文のように唱えて必死に我慢していました。そんななか夫がなぜか私の耳元で「船酔いするひとの方がむしろ三半規管の性能がいいんだよ。海軍では船酔いしない人間は船に乗せなかったそうだよ」とかなんとか言い出し。あいつ。
海のことを語る