「埋め合わせをするチャンスを差し上げようと思って」「二三時間待ってちょうだい」「私とあなたはまだ影の中にいるのね」「影が好きなんでしょ?」あたりのやりとりにきゅんきゅんよ。
戦時中の論法で一発逆転をねらう山師がこれから雨後の筍のごとく現れてどえらいことをしていくのね。かーっ。「オヤジ、いいかげんにしてくれ、戦争は終わったんだ」って子どもたちに泣かれるんだわ。そしてその子どもたちは自分たちは少なくとも実直にやってきたつもりがあるとき、自分たちの中にも総力戦体制の幻の中で生きる連中がいることを発見して愕然とするのよ。さらにそいつらの……
イギリスでこんな苦いVEデーを放送するなんて素敵だわ。ハードだったけど、見てよかった。
刑事フォイルのことを語る