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はてな名画座部のことを語る


早稲田松竹で「シーモアさんと、大人のための人生入門(原題 seymour: an introduction)」と「ブルーに生まれついて(原題 BORN TO BE BLUE)」の二本立てを見てきました。
シーモアさんは著名なピアニストかつピアノの先生で、イーサンは彼に初めて出会ったとき突然安心感に包まれて、つい打ち明け話をしてしまったそうです。カメラの前に出るのが、舞台に上がるのが怖いという悩みだったようなんですが、シーモア先生は「それであたりまえだよ」と言ってくれたとか。どきどきするようなピアノのレッスンがたくさん見られたし(ピアノ、肉体労働!)、様々な形での献身が見られておもしろかった。「ブルー……」を見るのは今日で二回目で、二回見たら脚本の粗が目立ってしまって「おやっ」と思いましたが、でもやっぱり、なかなか良い映画だと思います。奇しくもシーモア先生にイーサンが打ち明けた「舞台に出るのが怖い」という声が響くような映画で、いい順番で見ました。