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雨子のことを語る

【想像で語る『相棒』】
今日も杉下右京はお三時に紅茶を淹れていた。人々はその紅茶を飲み、いつもどおりに仕事にもどるはずだった。
「あれ……」「今日の紅茶、変な味がしますね」「苦い……?」
とざわざし始めるみなさん。
「杉下さん、体調が悪いんじゃないですか?」
というわけで、杉下右京は宿泊プランつきの人間ドックに放り込まれることになりました。
もちろんそんなときにも大都会東京では事件が起きます。口から管をつっこまれ、「これは、きわめて非人間的な検査です!」と抗議する杉下右京のところにも相棒は駆け込み、指示を仰ぎます。右京さん、病床探偵です。
検査がすべて終了するころ、みんなのがんばりで犯人は捕まっていました。右京さんもちょっと胃の調子が悪いだけで、あとは健康まるだしでした。おしまい。