ベジャールの「第九交響曲」をつくりあげるベジャール・バレエ団、東京バレエ団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団に密着したドキュメンタリー「ダンシング・ベートーヴェン」(Beethoven par Bejart)を見ました。
・短いドキュメンタリーフィルムの中に、いろんなテーマがあって、いろんな人がいろんな風にいろんなことを言うのが楽しかった。
・バレエ団で育ち、しかしバレエの世界には入らなかったマリヤ・ロマンの、内側にいながらバレエの世界をのぞき見しているような独特な視点が、親しみだけでなく畏れやさみしさにもつながっていて印象的でした。
・語り手の気持ちの揺らぎがあって、前作「ベジャール、そしてバレエはつづく」よりも子どもっぽいつくりになってはいますが、それが素朴さと明るさにつながって、素敵なドキュメンタリーになったと思います。
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る