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雨子のことを語る

【映画秘宝と私】
学生時代から働き始め最初の数年にかけて、よくある感じで貧窮にあえいでおりました。お金も時間もなかった。それでまったく映画が見られず、かわりに古本屋で映画の本を買っては読んでおりました。だから「読んだ」のか「見た」のか判然としない映画がたくさんあります。
それはさておき、映画秘宝関連のものを読んでいると、「おやっ、急に文章の格調があがったわ?」とか「読みやすいし、読みたくなる」と思うことがあり、書き手を見るとそれは決まって、中原昌也さんなのでした。
今、風邪を引いていて頭が動かないので、昔の映画秘宝別冊なんとかかんとかって本を読んでいて、それを思い出しました。中原昌也さんが何か受賞したとかそういうわけではありません。