「デトロイト」は「kid」って呼ばれて反射的に振り返ってしまうあの子の弱さが印象に残ったかなあ。ああいう子はどんどん孤立してしまうんだよね、結局。だって嘘つきだから話したってしょうがないし、一緒にいると酒がまずくなるからさ。
あと、暑さ寒さと音楽とコーヒーと子どもたちのその後と。「あの子たちはほんの子どもなのよ」って言われるような、あんな子たちが。
全然まとまらないけど、でも「ドキュメンタリー映像」じゃなくて「物語映画」になっているとは思いました。見ていて、観客として脅されているような感じはしなかったです。ましてや啓蒙されているような感じはしなかった。おすすめです。
雨子のことを語る