浦沢直樹『MONSTER』全 18 巻読みました。連載中に読んでいて、途中で脱落したので今回は読み切りました。読み返してみたら、大分最初の方でやめてた。アベンジャーズで言うと「アイアンマン」の「2」くらいでやめてる。大体話としてはマーベル・シネマティック・ユニバースと同じで、読むの、大変だった。9 巻くらいで「まだ半分……」とやめそうになりましたが、最後まで読んで今はさっぱり。読み終えてみて、自分の我慢強さは20代のときよりアップしていることがわかって、その点だけはよかったです。こっちのトニー・スタークは無口で、「世界トニー・スターク界」でも間違いなくダントツの口数の少なさ。そんでハルクがやっぱり彩りを添えるんだねえ。彩りというか、ハルクこそが読者が乗る船みたいな感じなんだと思うんだけど。こっちのハルクも終盤、変身しなかった。
こういう話から脱出するには、こういう話を読み切る以外ないのかなあ。なんか、わかんなくなっちゃうなあ。
雨子のことを語る