床に這いつくばってうたた寝していた私の耳にバキバキバキッ! と異音が。半分目が覚めた頭で「ああ、となりのベランダで空き缶を潰しているのだな、どきどき……」と冷静に判断しつつも床に寝転がっているので妙に体にバキバキひびく。するととなりの赤ちゃんが泣き出して、お母さんが「どうしたの〜ちょっと待って〜」と声をかける。私、知ってる、赤さんが泣いているのはその空き缶の音がこわいだけなのよ、だいじょうぶ、とりあえず、空き缶の作業を進めて……教えてあげたい……バタッ
てことがあった。
日記のことを語る
床に這いつくばってうたた寝していた私の耳にバキバキバキッ! と異音が。半分目が覚めた頭で「ああ、となりのベランダで空き缶を潰しているのだな、どきどき……」と冷静に判断しつつも床に寝転がっているので妙に体にバキバキひびく。するととなりの赤ちゃんが泣き出して、お母さんが「どうしたの〜ちょっと待って〜」と声をかける。私、知ってる、赤さんが泣いているのはその空き缶の音がこわいだけなのよ、だいじょうぶ、とりあえず、空き缶の作業を進めて……教えてあげたい……バタッ
てことがあった。