『欲望のバージニア』("Lawless" 2012 年、ジョン・ヒルコート)
禁酒法時代のおしまいのころのお話よ。
・ボンデュラント三人兄弟の末っ子が焦っていろいろ出て行く度に事態が悪くなるの。ああ、道に落ちてる薬莢を拾ってクリケットと二人でお守りにしようとか言っていたあのころ……(T-T)
・ガイ・ピアースがシルバニアファミリーが使用しているティーカップくらいしか堪忍袋の容量がない、ちょっとした……お……ああ、今「言い換え推奨の不快表現」をつるっと書くところでした……ちょっと狂った役を意気揚々とやってらして、その人物のいきさつでかなりびっくりするシーンがあるのでおすすめです。
・ぴゃ〜〜〜と横長のシーンがちょいちょい入って、一カ所縦長のシーンがあるのです。そこが美しかったなあ。世にも美しかったんだけど、嫌な予感に満ち満ちたシーンでねえ。
・音楽がよかった!
おもしろかったよ。午後ローでやるにはもしかして暴力シーンがほんとにひどいかもしれません。主人公、すごい最初の方で一回死んだかと思ったもの。
雨子のことを語る