今日は全然日本語を話せない人を行きたいという駅まで送り届けるということがありました。
夫がうすらぼんやりしていたせいだろうと思うけど、その人は迷わずオットーのところに来て、「早稲田に行きたいのだけど、どうやって行ったらいいのだろう」と英語で尋ねた。我々はオール日本語で、「今いるのが市ヶ谷。有楽町で飯田橋に行き、東西線に乗り換え、そんでちょっとすれば早稲田である」と答えた。迷い人は心細そうに 170 円のチケットを持って「これでいけるのだろうか」と英語で言った。我々は日本語で「だいじょぶ」「れっつごーとぅげざー」と言って一緒に行った。迷い人は早稲田でちょっと困ったような、笑ったような顔をしてぺこりと頭を下げて立ち去りました。事件はその後に起きたのです。
雨夫「ちょっと、雨ちゃん! 雨ちゃんて英語話せるんじゃなかったの?」
私「(驚)なんでそんなこと思った?」
雨夫「だって、英語の、なんか、見たり聞いたりしてるじゃない!」
それで外国語話せるようになったら世話ないと思いませんか。
雨子のことを語る