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映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る

聞いて下さい。前席の方の頭で画面の 36 分の 1 くらいが隠れてしまったのです。それも真ん中だったので字幕が結構見えません。「ああ、映画において、台詞って重要なんだなあ」とかみしめること数分。でも両隣も後列も満席だったので、まさか前のめりになったりくいくい頭を伸ばすわけにも行かず、覚悟を決めて、勘で見ました。そんな2019年最初の作品は『迫り来る嵐』("暴雪将至 The Looming Storm" 2017 年 董越ドン・ユエ)です。
・彩度の低い、限りなく墨絵寄りの視界に古い工場と冷え冷えとした川とぬかるむ道と明日がどっちかもわからないような暮らしがあって、そこにずっと雨が降り続けている。
・一度認められて、そっちから光が射しているような気がしてしまって、ただそこに向かってまっすぐ歩いていたつもりだったのに、光が、と思いきや雪が。
・そして、嵐が来るという話。おすすめです。