ふう。探すのに手間取りましたけど、見つけましたわよ。
『帆奈平十二品之図』より
江戸時代の人はホナヒラ (帆奈平) の実在を信じていて、その専門書も作られました。なかでも名高いのは、古賀侗庵が文政3年 (1820) にまとめた資料集『帆奈平考略』です。ここに示す『帆奈平十二品之図』は、『帆奈平考略』に多少の増補を加えた資料から12図を転写したものです。著者の坂本浩然は紀伊藩医、坂本純沢はその実弟で摂津国高槻藩医です。純沢には著作『百卉 (ひゃつき) 存真図』 <200-219> があります。
ホナヒラのことを語る